フロントマターとは、Markdown冒頭を---で挟んで書くメタ情報。SKILL.mdではnameとdescriptionという2つの情報をここに書き、本文の手順と切り分ける。
記述例
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name: article-draft
description: 構成案の壁打ちから初稿生成までを支援する
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## 手順
1. 想定読者と検索意図を確認する
解説
Claude Codeの実務では、AIはまずフロントマターだけを見て、そのSkillを今の作業に使うべきかどうかを判断する。本文の手順を読み込むのはその後である。つまりフロントマターは、本文よりも先にAIの目に触れる案内板のような役割を持つ。
初心者が誤解しやすいのは、nameだけ書いてdescriptionを軽く済ませてしまう点である。descriptionが「便利なSkill」のような抽象的な言葉だと、AIはどんな場面で使うべきか判断できず、呼び出されるべき場面で呼び出されないことがある。何をする手順で、どんな依頼に反応すべきかを具体的に書くほど、判断の精度が上がる。
実務でフロントマターに関わる場面は主にSkillを新規作成するときと、既存のSkillの反応が悪いときの見直しである。手順自体を直す前に、まずdescriptionの記述を疑うと解決することが多い。